【完全保存版】通訳案内士試験の試験問題を徹底解説【独学】

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こんにちは、ねこじまです!

 

8月に、通訳案内士試験一次試験を受けてきました。去年も受けて、落ちた科目があったので再挑戦。

 

そして、今年は(自己採点ベースですが)合格点を取得することができました!わあい

 

ということで忘れないうちに、私が「どういう手順で、何を、どう勉強したか」を、わかりやすくまとめてみることにしました!

 

長くなるので前中後編でわける予定なのですが、この記事では、

 

一次試験には、どんな問題が、どのように出るの?

 

というのを、細か〜くまとめてみました。

 

私が受験する上で習得したノウハウは惜しみなくここに書いていくので、これから受験を考えている方必見の内容となっています。(なぞの商売人口調)(大丈夫、なにも売りつけないから安心して。)

 

でもほんと、お気に入りとかに登録して、バイブルみたいな感じで読んでもらえるくらいの内容だと思います。(自信がすごい)

 

そのくらい、内容を精査して、まとめて、時間をかけて書きました。かなり大容量で三作合計で20000字越え。どうか受験者さんのお役に立てますように!

 

 

 

 

 

通訳案内試験の公式基本情報

ここに関してはわざわざ私がこのブログにまとめることもないなぁ〜とおもうので、公式サイトのリンクを貼って済ませますね(横着)

 

マークシート方式で、5科目あって、テスト時間は何分間で、実施日は8月と12月で、何点満点で、何点以上が合格で、、、みたいなものは、ご自身で確認してみてくださいね。

 

以下の公式ページの『2019年度施行要領(PDF)』から出てくるPDF資料を読めば、全概要はわかるはずです!

▶︎ 全国通訳案内士試験|日本政府観光局(JNTO)

 

 

 

ねこじまによる試験全体の分析

ということで、ここからが大事なところです。

 

公式の基本的な概要ではない、受験者だからわかる(受験勉強したからわかる)肌感覚の情報をここから伝えていきたいと思います。

 

科目ごとの特徴はかな〜り詳細に次記事にまとめたのですが、この記事では「試験全般の特徴」から説明していこうと思います。

 

 

 

[0] 難問奇問のオンパレードである

自分にとってもう当たり前となりすぎて、逆に書くのを忘れていたので、[0]として付け足します(笑)

 

なぜか知らないですが、通訳案内士試験は昔から「難問・奇問のオンパレード」と悪名高いそうです(笑)これは過去問とか解き始めて勉強を始めれば、多分スッとわかっていただけるかと思います。

 

 

① 例年進化する試験

まずは一番ざっっっくりした話からするんですが、この通訳案内士試験は

形式・難易度・出題範囲・免除になる資格…

などが毎年、どんどん変わっていく試験です。

 

試験内容的なものもあれば(試験が難しくなっている〜など)

 

免除資格などの変更もあり( 〇〇年には免除資格は英検1級しかなかったけど、〇〇年にはTOEIC840点で英語試験免除。そして今また2018年からTOEIC900点以上で免除へと変更…等)

 

 

おもわず「なんなん!!!!」と言いたくなってしまう、試験です。(ざっくりだけど真髄だと思っている。試験評でした。ねこじま筆)

 

ちなみにこちら免除資格の変動歴(公式サイトより)です。

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https://www.mlit.go.jp/common/001218461.pdf

 

 

② 合格基準点が独特

これは公式情報に近いものがありますが、一応。この下の「年度によって難易度がバラバラ」に通じるものがあるのでここから説明します。

 

通訳案内士試験の特徴として 「平均点≒合格基準点=70点」という仕組みがあります。

 

これは簡単にいうと

  • 合格基準点以上の点数で合格です。
  • 合格基準点は70点です。
  • 70点が平均点となるような問題を作って出します。
  • だけどもし問題が難しすぎて平均点が70点を大きく下回ったら、70点以下の人も合格にするかもです!(合格基準点の下方修正)

というような仕組みのことです。

 

つまりこの通訳案内士試験とは、点数が合格基準である以上、絶対評価なのかと思いきや、一方で平均点が合格基準であるという相対評価な面もある、試験なんですね。(突然の論文口調)

 

※ ちなみに簡単すぎて平均点が70点を大きく上回っても合格点は70点のままみたいなのでご安心ください!「70点取ったのに落ちた。」は聞いたことないです。

 

 

③ 「落とす」ための問題が紛れてる

上に書いた通り、平均点が合格基準点となるように作られているんです。つまり、出題者さんは、100点の取れる問題を作ってはいけないんです。

 

まともに勉強してきた人が73点くらい取れるような問題を作らないといけないというか。(出題者目線)

 

ということで、試験問題には一部「こんなの頭がWikipediaで出来てないと答えられないよ(!?)」というような無理ゲーな問題が紛れています。

 

この、試験に紛れている「難問・奇問」を攻略しようと勉強すると、時間が一生あってもたりません。

 

なので、「必ず取らなきゃいけない問題」で70点分とる、勉強を心がけましょう。そして、難問・奇問はばっさり勉強時間を捨てましょう。

 

例えば過去問で「A5ランクの日本の国産牛は〜〜」とか出てきたとしても、「よし!お肉のランクと名前全部覚えるぞ〜」なんてやらずに、無視しましょう。3割の問題は落とすために作られてるのです。

 

 

④ 年度によって難易度にばらつきがある

通訳案内士試験は、年度によってかなり難易度や出題傾向が違います。

 

対極な例としてセンター試験TOEICを挙げてみます。これらの試験って「毎回だいたい同じ難易度」「毎回同じ出題形式」で、「毎回の平均点も同じくらい」ですよね。

 

でも、通訳案内士試験は違うんです。毎年、難易度出題形式もいろんなものが変化しているんです…(受験者泣かせ)

 

ハロー通訳アカデミーという予備校の植山先生いわく、「2015年以降は同じ人が問題を作っているはず!」らしいのですが、

 

(※ 植山先生の分析によると、それ以前は別の人。)

(※ 過去問を解きまくった私もそれは同感)

 

そうだとしても、つまり2015年以降のみに注目したとしても、毎年出題範囲も難易度もはちゃめちゃなんですよね。

 

その理由としては、出題者側もちょうどいい塩梅で合格者を出すことに苦労している説があります…

  

これ、過去問を何年分も解いていったら自然に感じ取れます。なんだか。

 

「あ、2015年歴史簡単だなぁ」と思うと「2016年歴史むず!」ってなるし、「2017年地理難しいなぁ」とおもうと「2018年地理簡単!」となる、感じ。です。簡単に言えばね。

 

通訳案内士試験は国家資格だから、簡単な試験で大量にガイドを量産しすぎてもブランド力が落ちるし、難しい問題でガイドが誕生しなくても困る

 

だからちょうど良い人数を、ちょうど良い難易度の試験で導き出さなきゃいけないんですよね。(出題者目線持ちすぎか、私。)

 

それゆえ、問題の難易度に例年ムラがあります。情緒不安定のメンヘラな彼女みたいな感じで、広い心で付き合っていきましょう。(アドバイス抽象的)

 

 

⑤ 近年の試験は難しくなっていっている

2017年の法律改正で、通訳案内士資格がなくてもガイド職で働くことができるようになりました。つまり無資格で訪日外国人の案内をしてお金をとっても違法ではないんです。

 

そのため、『通訳案内士資格』が持つ役割「職業に最低限必要なライセンス」から「ガイドとして高い資質のある証明」へと変わったと言えます。

 

なんていうか、『調理師免許』ではなく『一流プロ料理人免許』になったというか。(そんなのもちろんないんだけど)

 

「その資格がないと仕事ができない」最低限のライセンス

という役割から↓

その資格があると「国が認めた」と安心できるプロの証

 

そんなこんなで、法律改正が行われた2017年から、近年の傾向としてすごく難易度が上がっています。

 

これは、一次試験の免除条件を見るだけでも手に取るようにわかります。 

 

2017年 TOEIC 840点以上の場合、一部試験免除

2018年 TOEIC 900点以上の場合、一部試験免除

 

ね!!!?? 

 

ちなみに余談だけど、じゃあ昔はめっちゃ簡単だったのかというとそんなこともなく、むしろマークシートではなく筆記だった頃はいまよりさらに難易度が高かったみたいです。(公認会計士とかと並ぶ難関試験だと言われていた頃もあるとかないとか。)

そして徐々に簡単になってきていたのに、2017年の法律改正で再び難易度がガクンと上がり始めたと(悲)いうことです!!(まとめた。)

 

 

⑥ 過去問が使えない試験である

④でも触れている通り、2015年から出題形式からガラッと変わっています。まるで2014年までと違う人が出題を担当するようになったかのように。

 

なので、過去問が2015年以降のものしか使えません。

 

いや、2014年以前のものも、知識を深める勉強のために解いたほうがいいんです。私もかなり解いて勉強に使いました。

 

ただし、出題傾向や出題形式をおさえるためには使えないでしょう。間違いなく。

 

英語だと今は聞かれない並び替え問題で構成されてる大問があったり

 

歴史も、「あっている単語を選べ」方式だったり(今は「あっている説明文を選ぶ」のでより細かい知識が必要)

 

もっと昔になると、マークシートではなく筆記だったりするので

 

そうなると過去問が全然参考にならないことは、想像に易し!かとおもいます。

 

 

⑦ 対策が困難な試験である

上記にまとめた通訳案内士試験の特徴を読んでもらうとわかる通りです。

 

出題範囲や難易度なんかにかなりばらつきがあったり、年々変化していったり、するので、かなり対策が難しい試験だと思います。

 

「この本のこれを覚えれば大丈夫!」とか「この予備校で習ったこれさえ理解してれば大丈夫!」というものは、正直ほぼないです。

 

とくに一般常識なんかは、出題範囲が、他4科目以上にわかりません。(「何を勉強すればいいの?時事問題?政治?経済?スポーツ?文化?」って頭を抱えた数ヶ月前の私、ようがんばったな…)

 

普通は出題範囲を抑えるために役立つ過去問も、5年分くらいしか有効じゃない

 

その上その貴重な過去問5年分だけ注目しても、出題範囲や難易度がいろいろ。ばらばら。

 

本当に本当に、対策が難しい試験だと思います。(大事なことなので2回言いました。)

 

 

⑧ 免除資格を取るのも大いにあり

そのため、一次試験を受けなくて済む「免除資格」を取ってしまうことも、ひとつの選択肢として、かなりよいのではないかとおもいます。

 

私は時間がなくって取れなかったけど、もう一年受けることにもしもなったら、多分資格を取っちゃうと思います。そのほうが効率良いし、実際そういう受験者さんはかなり多いんですよね〜

 

理由1:出題範囲がしっかりわかる

難易度はそれぞれの資格試験で異なるので一概には言えませんが、

 

少なくとも!通訳案内士試験ほど奇問ばかりの試験って、なかなかない気がします。

 

だいたいは、きちんと参考書の内容をインプットして理解すれば合格点を取れるというか…

 

いくら難しくって膨大な量を覚えないといけない試験だとしても、出題範囲がわかるだけいいよな〜なんて…!他の試験に対して思います。

 

 

理由2:一次試験免除期間がお得(ずるい)

一次試験は5科目で構成されていますが、科目ごとに合格不合格があります。そして、合格した科目は翌年免除になります。

 

翌年。

 

そう、翌年だけ…

 

このプレッシャーたるやすごいものがありました。私は2018年で『地理』『通訳案内の実務』を合格していたので、今年2019年は免除だったのですが

 

今年の勉強中は「あ〜これで英語・歴史・一般常識、どれか一つでも落ちたら、また『地理』『通訳案内の実務』もやり直さないといけないのか…」というのが。ものすごい。プレッシャーでした。

 

もし私が『英検1級』『国内旅行業務取扱管理者』『歴史検定』なんかを持っていたら、期限なしで免除になるので、残りの科目へのプレッシャーも、今年の私ほど感じなくて済んだはずです。

 

もちろんそれぞれの試験が難しいのは承知の上ですが、それでもこの免除期限がないというのは、一次試験を受けるよりお得だな〜と思いました。お金はかかるけどね。

 

とくに、『歴史』に関しては、下でも触れますが本当に意味わからないくらいの難問・奇問のオンパレードだったので

 

正直センター試験を受けたり、歴史検定を受けて免除を狙うほうが格段に易しい気がしました。

 

(英検1級と通訳案内士一次は、通訳案内士のほうが簡単かも。わかんないけど。)

 

そんな感じなので(?)ご自身で過去問を数年分解いてみた上で「これは無理だわ〜」と思うものがあれば、免除資格を取ることを十分視野にいれてみてくださいね。

 

※ 何回もいうように、年度によって難易度がすごくばらつくので、数年分!解いてから判断しないとだめですヨ!(一年分で判断すると死にます。)

 

※ TOEICなど資格によっては翌年までしか免除が有効じゃないものもあるため、そのへんは下調べをきっちりしてくださいネ!

 

一次試験が免除になる資格の一覧についても、公式HPに載っているPDF資料から確認してみてください!後半にズラズラ載っています。

▶︎ 全国通訳案内士試験|日本政府観光局(JNTO)

上記ページの『2019年度施行要領(PDF)』をクリック

 

 

 

各科目の試験の特徴は?

これ、実はこの記事の続きで書いてたんですが、あまりにも詳しく書きすぎて、容量が半端ないことになってしまったので、別の記事としてまとめることにしました。

 

 

スーパー詳しく書きました。

 

過去問をたくさん解きまくった私が分析した内容を、出し惜しみなく、事細かにまとめました。なんなら「大問1はこういう傾向で…」なんて風に大問別にすらまとまってます。本出せそうレベルです。(特技は自分を褒めることです。)

 

 

各科目の具体的な勉強法は?

これに関しても、長くなるので別の記事にまとめました!

 

〜〜こちらはただいま執筆中です。お待ちくださいませ!〜〜

 

 

 

 

ということで、ではでは、ねこじま(@nenenekojima)でした。

 

 

 ▼ 通訳案内士試験シリーズ

 

 

① 全体分析

本記事です!!

 

② 各科目ごとの特徴や過去問分析

 

③ 各科目ごとの勉強法

執筆中です

 

 

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