【室町・江戸・明治・大正】絵画の一覧表!まとめてみた【日本文化史】

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こんにちは!ねこじまです!

 

今日は、室町時代以降の、日本の絵画の作者主な作品をまとめてみようと思います。

 

というのも、いま勉強している通訳案内士試験の歴史の勉強で、日本の文化史をいろいろと覚えないといけないんですよね〜。

 

絵画を覚えるのに、ただタイトルを暗記するのなんてナンセンスだと思ったのと、人に教えた方が早く覚えられるなぁとおもったので、このたびブログ記事にしてみました。

 

紹介する絵画のピックアップは、ハロー通訳アカデミー『日本歴史マラソンセミナー』というYoutube講座で取り上げられたものたちです。私の通訳案内士試験の勉強方法は、この記事をみてね!

 

それでは、アートに興味のある人、日本文化史に興味がある人、一般教養を身に付けたい人、などなど、よければ見てみてね!

 

 

 

 

 

北山文化

まずは室町時代から。

 

北山文化は、室町時代の文化の一つ。金閣寺で有名な室町幕府の3代目将軍「足利義満」のあたりの文化です〜

 

水墨画

みんな知ってる水墨画。実はこの時代に登場するのですが、なんと最初は「宗教画」でした。

 

仏教の中の臨済宗という宗派は「坐禅を組みながらとんちを考える」ことで悟りを開くとされていました。あの一休さんとかもこの宗派。

 

そんな臨済宗のお寺のひとつ「相国寺」の僧侶たちが、とんちのために描いた絵が、水墨画の先がけでした。

 

 

 

如拙『瓢鮎図(ひょうねんず)』

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https://ja.wikipedia.org/wiki/瓢鮎図

 

如拙くんの瓢鮎図。

 

「ひょうたんで鮎(なまず)をどう捕まえるか?」という問題を、坐禅を組みながら考えたそうです。お坊さんカワイ〜

 

 

周文『拾得寒山図』

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http://www.emuseum.jp/detail/100288

 

完全に「寒い冬でなんか拾って得した図」だと勘違いしましたが、まさかの。「寒山さん」と「拾得さん」 の図らしいです。まさかすぎた。 

 

 

東山文化

こちらも室町時代の文化のひとつで、銀閣寺で有名な東山文化。

 

足利幕府8代目将軍の足利義政くんあたりの文化です。

 

特徴としては、銀閣寺にも表れているように、かなり落ち着いたものが流行ったらしい。(ねこじまの印象論)

 

だって、このころ侘び茶も流行るし、枯山水もこのころ。東山文化時代の人、とってもセンスよいな〜というのが、今日のポイントです(誰得情報)

 

水墨画

「お坊さんがとんちを考えるための」宗教画であった水墨画が、風景画として発展します。

 

雪舟『秋冬山水図』

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https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=A1398

 

 

雪舟『四季山水図』

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https://www.kyohaku.go.jp/jp/syuzou/meihin/suibokuga/item04.html

 

 

狩野正信『周茂叔愛蓮図(しゅうもしゅくあいれんず)』

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https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/213623

 

かの有名な狩野派の誕生です。

 

狩野派というと「ギンギラギン」の障壁画を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、最初は意外や意外、水墨画としての登場でした。彼の孫?が金ピカの絵を書き始めるのですね…

 

 

狩野元信『大仙院花鳥図』 

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https://www.kyohaku.go.jp/jp/syuzou/meihin/suibokuga/item05.html

 

狩野正信の息子。中国からきた水墨画と、日本古来の大和絵との融合をはかったとして知られています。

 

 

安土桃山文化

織田信長と豊臣秀吉の時代。

 

下克上で地位を勝ち取ったギラギラ系侍にふさわしく、金ピカの障壁画というジャンルが登場します。(金ピカじゃないものもあります)

 

金璧障壁画(=濃絵(だみえ))

狩野永徳『唐獅子図屏風』 

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http://www.kunaicho.go.jp/culture/sannomaru/syuzou-08.html

 

狩野派の中でも、一番有名?

 

今までの水墨画から比べると、いきなり金ピカになりますよね〜。当時この絵が出た時は、もっともっと衝撃だったんだろうなぁ。

 

 

狩野永徳『洛中洛外図屏風』

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https://global.canon/ja/tsuzuri/works/01.html

 

公家も庶民も武士も、あらゆる階層の人が描かれているらしいです。

 

 

水墨障壁画

長谷川等伯『松林図屏風』

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https://ja.wikipedia.org/wiki/松林図屏風

 

従来の、水墨画の路線で(?)障壁画を描いていますね。濃絵とは対照的だけど、これはこれでいい。とても室町っぽい。戦国の世だけど。

 

 

寛永期文化

江戸時代の初期。徳川家康から、三代目将軍の徳川家光までの時代。穏やかだと思われた江戸の時世ですが、最初のころは、まだまだ「武断政治」といって、荒っぽい時代だったようです。

 

だからか、安土桃山時代の絵画のように金ピカが目立ちますね。あとは、絵画以外のアート(工芸)が流行り出すのも、このころの模様…

  

障壁画

俵屋宗達『風神雷神図屏風』 

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https://ja.wikipedia.org/wiki/風神雷神図

 

ね!金ピカ。

 

ちなみに、この俵屋さんの弟子に、有名な尾形光琳がいます。

 

 

蒔絵

本阿弥光悦『舟橋蒔絵硯箱(ふなばしまきえすずりばこ)』

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https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=H53

 

卵焼きみたい。

 

この本阿弥光悦さんもまた、弟子に、尾形光琳がいます。

 

楽焼

手ごねで作る、あれです。

 

本阿弥光悦『不二山』

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https://tea-ceremony-tokyo.club/白楽茶碗『不二山』|本阿弥光悦/

 

蒔絵と同じ、本阿弥光悦さん。この作品は、と〜ってもカワイイよね…!ふじさん!

 

乙御前という作品も一応のせとくね。

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元禄文化

江戸時代の文化の一つ。まだこのころは、町人文化というより上方の文化のようです。

 

元禄文化は、「日本文化〜Art部門〜」がどんどん発展していく感じが読み取れて、眺めているだけでおもしろいです。

 

 

障壁画

尾形光琳『紅白図屏風』

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http://www.moaart.or.jp/collections/053/

 

有名な理由が解せるに解せる、尾形光琳の作品。立派。真ん中で途切れているのがまたよいのだろうなあ。

 

「琳派」という派閥(?)の祖です。

 

 

尾形光琳『燕子花図屏風』 

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http://www.nezu-muse.or.jp/jp/collection/detail.php?id=10301

 

 

蒔絵

尾形光琳『八橋蒔絵螺鈿硯箱』 

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https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?colid=H86&controller=dtl

 

上の絵と同じ尾形光琳。

 

師匠に本阿弥光悦ももつ尾形光琳は、蒔絵もできちゃうんです。しゅごい

 

 

京焼

京焼とは、京都の各地方の焼き物の総称のようですが、主に、清水焼のことを指すみたいです。

 

寛永期文化の楽焼は、ごつごつした味のある陶器でしたが、元禄文化になると、つるつるで洗練された磁器になるようです。

 

野々村仁清『色絵吉野残図茶壺』

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https://www.fukuoka-art-museum.jp/collection_highlight/2645/

 

 

野々村仁清『色絵月梅茶壺』

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https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=G40

 

これすっごいカワイイ…

 

 

浮世絵

菱川師宣『見返り美人図』 

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https://artscape.jp/study/art-achive/10095492_1982.html

 

浮世絵のはじまり!そう、浮世絵は江戸時代からなのです。

 

私はこの、見返り美人図は、現代人の感性をもってしても、綺麗だな〜とおもいます。(上から)

 

いや、お顔はタイプじゃないんだけど、余白の感じ・背景の色使い・着物のデザイン、が美しいな〜って、おもうのです… お顔はタイプじゃないけど…

 

 

化政文化

江戸末期町人文化。今でいう「ブロマイド」のような役割の浮世絵(版画)が、町人の中で流行ったそうです。たしかに何枚も刷れるものね。

 

私も当時に生きてたら、美人orイケメンの歌舞伎役者の浮世絵を買い漁って全種類コンプ〜!とか言ってた過去しか思い浮かばない。(生粋のヲタクなので)(なぞのドヤ顔)

  

浮世絵 

鈴木春信

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鈴木春信 - Wikipedia

 

私がこの人の名前を勉強中に聞いて一番最初におもったことは「めっちゃそのへんに居そうな名前〜」でした。(なんてどうでもいい感想!)

 

いや、でも、室町時代には「如拙」だの「雪舟」だの、江戸時代も初期は「本阿弥光悦」だの、絶対今時の学校で同じクラスにいたら浮くような名前なのに

 

江戸も後期になると「鈴木春信」だよ。そのへんにいそうじゃんね。

 

なんだか江戸というものに親近感が湧いたのでした。(小学生ばりの感想)(その上、絵が関係ない)

 

ということで話を戻すと、鈴木春信は多色摺りの錦絵と呼ばれるジャンルに大きく貢献した人。色使いがゆめかわいくて、とても好きです。サンリオの浮世絵シリーズがあったら鈴木晴信に描いてもらいたいとおもいました…

 

 

喜多川歌麿『ポッピンを吹く女』

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https://ja.wikipedia.org/wiki/ぽぴん

 

美人画というジャンルを得意とした人。らしい。やっぱり江戸時代の美人の定義は、どうしてもわかんない。着物はかわいいけどさ…

 

 

東洲斎写楽(とうしゅうざいしゃらく)『三代目大谷鬼次の奴江戸兵』

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有名。

 

 

葛飾北斎『富嶽三十六景』

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https://ja.wikipedia.org/wiki/富嶽三十六景

 

有名界でも、生粋の有名。「HOKUSAI」ってかんじ!!だいすき

 

 

歌川広重『東海道五十三次』

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https://ja.wikipedia.org/wiki/東海道五十三次

 

こちらも有名of有名。いうことなし。

 

 

歌川国芳『古馬の内裏』

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http://www.ccma-net.jp/collection_img/collection_02-15_kuniyoshi.html

 

個人的にすき!!!!!

 

ちなみにこの彼、猫verの五十三次、その名も『猫飼好五十三疋(みゃうかいどうごじゅうさんつぎ)』を描いていて、それが本当に本当にかわいいんです。

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私は神保町の文房具屋さんでこのハガキに出会ってしまって。だれこのセンスのよすぎる浮世絵師は!?江戸時代に!?こんなセンスの良い人が!?と衝撃を受けたのです。

 

みゃうかいどう、というセンスも最高すぎる…現世に居たら、ZINEとか出して欲しい…買うから…

 

 

 

明治の文化

文明開化の影響で、西洋画が大々的に流行り始めるのが特徴の明治の文化。

 

また、そんな中での「日本画の魅力」を再定義していく感じも、なかなか素敵です。

 

どっちもあるから、どっちも発展するんだよな〜(話を大きくしたがるくせがあります)

 

西洋画

高橋由一『鮭』

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https://ja.wikipedia.org/wiki/高橋由一

 

 

浅井忠『収穫』

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https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/127717

 

弟子に、安井曾太郎さんがいます。

 

また、「明治美術会」を立ち上げました。

 

 

 

黒田清輝『湖畔』

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https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/16904

 

日本美人、浴衣、それが西洋風のタッチで描かれている。当時はミスマッチで、それが素敵だったんだとおもいます。今でもほんのり違和感を感じて、それが魅力なきがするもの。

 

ちなみに、黒田清輝さんは、白馬会という美術サークルを立ち上げます。

 

 

青木茂『海の幸』

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http://navi.tateyamacity.com/?p=7851

 

黒田清輝の弟子。全然タッチちがうけど。

 

明治時代も、漁村はこんなかんじで文明が届いてない感じだったのかな…?

 

 

和田三造『海の幸』

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https://www.momat.go.jp/ge/topics/new_masterpiece_0310/

 

同じく黒田清輝の弟子。写真のようで、でも絵で、とてもすごい。むきむき。これは日本人なのかな〜、かっこいいななかなか〜

 

 

藤島武二『天平の面影』 

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https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/160051

 

白馬会のメンバー。

 

奈良時代がテーマ(だと思われる)絵を、西洋画のタッチで描くのは、これまたミスマッチで素敵です。

 

 

日本画 

岡倉天心

「日本美術学校」「日本美術院」を創立して、西洋画に押され気味だった日本画の振興に貢献した方です。

 

 

狩野芳崖『悲母観音』

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https://ja.wikipedia.org/wiki/狩野芳崖

 

 

橋本雅邦『龍虎図』 

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http://www.seikado.or.jp/collection/modern/001.html

 

とっても新しいスタイルの日本画…!

 

 

横山大観『無我』

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無我 文化遺産オンライン

 

 

 

下村観山『大原御幸』

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http://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=2165

 

 

菱田春草『黒き猫』

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https://ja.wikipedia.org/wiki/菱田春草

 

けっこう好きな絵!明治時代の日本画。

 

やっぱり日本画は、背景と対象物のバランスが、よいよね〜。

 

 

市民文化

大正時代の文化。

  

西洋画

安井曾太郎『金蓉』

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https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/28544

 

浅井忠の弟子。らしい。また、二科会のメンバー。

 

 

梅原竜三郎『紫禁城』

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http://izucul.cocolog-nifty.com/balance/2005/02/post_8.html

 

同じく二科会のメンバー。

 

 

岸田劉生『麗子微笑』

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https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=A10568

 

娘がかわいくてたくさん描いたらしい。麗子。迫力。

 

 

日本画

横山大観『生々流転』

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さいごに

以上、テスト勉強がてらまとめてみましたが、

 

読んでいる方に少しでも「日本のアート、おもしろいな」「文化史の勉強になったな」なんて思ってもらえたら

 

私としても、うれしいです!!

 

また、あんまりいないかもしれないんですが、通訳案内士試験を受ける方は、このへん覚えとけば、室町以降の絵画(アート)は大丈夫なはずです。一緒にがんばりましょう!

 

 

 

ではでは、ねこじまでした。

 

 

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